淡々と、ラララ。

愛知・名古屋 / OL・外資系 / 30代・独身 / 本・ランチ / フィンランド ・歌舞伎 / 節約・生理痛

「逃げ恥」最終巻を読んで。

「逃げ恥」を読むと、いつも心乱される。

 

今回も、「はあ、乱されるなあ…」と思いつつ読んだらやはり乱された(でも読む)。

 

books.rakuten.co.jp

 

 

乱されて、落ち着いて、思ったことは2つ。

 

 

1つは、家事の分担。

 

 

私は、一緒に暮らすならどんな関係性であっても(カップルでも親子でも兄弟でも友だちでも)、家事の分担って当たり前なんじゃないのかなと思っていたんだけど、

 

逃げ恥を読んでいてふと、何でわざわざ「分担」しなきゃいけないんだろう、何で「分担」しなきゃできないんだろう、と思ってしまって。

 

 

「分担」という考え方は、わかりやすいけれど、もしかしたら諸刃の剣な気もして。。

 

 

「人と暮らしていても、自分の暮らしのことなんだから、自分が全部やるのが基本」という考えをお互いが持っていれば、何で自分だけ、とか、一緒にやってくれればいいのに、とか思うことが少なく、気持ちよく暮らせるんじゃないかなと思ったり。

 

 

理想論かもしれないけれど。

 

 

もう1つは、カップルの距離感。

 

 

カップルの数だけ、それぞれにベストな距離感があるということ。

 

カップルなんだから、好き同士なんだから、「ずっと一緒にいる」「一緒に暮らす」がベスト!…っていうのはただの固定概念で、それは1つの選択肢でしかないということ。

 

 

…いろいろ心よぎるものはあったけれど、大きいのはこの2つだったなあ。

 

 

 

 

昔は、内容が重い小説でも映画でもガンガン触れていたのに、

 

最近は及び腰。

 

私が最も年を取ったと感じる部分です。